北浦・霞ケ浦 ワカサギ漁解禁 夏の味覚 天日干し
茨城新聞
2018年7月22日
北浦と霞ケ浦で21日、ワカサギ漁が解禁され、湖の周辺では、水揚げされたワカサギを青空の下、天日干しする光景が広がった。
行方市宇崎の海老沢武美さん(66)の作業場では、白く体を輝かせた5センチほどのワカサギを塩ゆでにし天日干し。海老沢さんは「今年は水温が高いので心配していたが、ここ3年では最も豊漁。夏の味覚を楽しんでほしい」と話した。
県霞ケ浦北浦水産事務所によると、同日は北浦と霞ケ浦で計178隻が出漁。1隻当たりの平均漁獲量は北浦が25.4キロ、霞ケ浦は81.9キロで、ともに不漁だった昨年の約2倍の水揚げになったという。
8月11日には、同市玉造甲の道の駅たまつくりで開く「朝の漁師市」でも販売される。
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