千波湖畔のにぎわい創出 みと好文テラス23日開業 レストランや直売所 「水戸黒」屋根の平屋6棟 茨城

茨城県水戸市の千波湖畔に23日、自然や食、運動を楽しめる新たなにぎわいの拠点「みと好文テラス」が開業する。水戸藩ゆかりの伝統の染色「水戸黒」を基調とした屋根の平屋6棟が並び、レストランやサウナ、農産物の直売所、着物のレンタル店などがそろう。千波湖畔のランナーが安価に汗を流せるシャワーやピックルボールを楽しめる多目的コートもあり、にぎわい創出の弾みとなりそうだ。
施設の総面積は1万7000平方メートルで、千波公園内の水戸黄門像がある一帯。市は、民間の資金とノウハウを生かすパークPFI制度を活用して整備。6棟には県内外の11店が出店し、地元食材を使ったレストランや農産物の直売所、パン屋、カフェが並ぶ。施設の屋根は、偕楽園を借景とする同公園の歴史性を考慮し「水戸黒」で統一した。

開業に向け急ピッチで作業が進む千波湖畔の「みと好文テラス」=水戸市千波町
食以外も充実する。千波湖でのカヤック体験やキャンプをはじめ、サウナやバーベキューも楽しめる。3人制バスケットボール用のコートや多目的コートも設置した。直売所と一部レストランの開業は、8月以降にずれ込む見込み。
施設の管理運営は、大和リース・アダストリアグループ(大和リース水戸支店、アダストリア、横須賀満夫建築設計事務所)が担う。収益の一部は、施設内にあるトイレの改修や防災倉庫の整備費に充てられる。市は公園の整備と埋設物の撤去費として、最大で計約1億6000万円を負担する。
施設名の「好文」は梅の異名。テラスには、地域に開かれた交流拠点になるよう願いを込めた。高橋靖市長は「水戸のにぎわい創出の拠点になると確信しています」とコメントした。
■飲食とスポーツ 憩いの場 カフェやサウナ設置 ニコアンドベース
アンドエスティHD(茨城県水戸市)グループで、カジュアル衣料雑貨販売のアダストリア(東京)が手がける複合施設「ニコアンドベース」が23日、みと好文テラス内にオープンする。サウナやカフェ、バーベキュー(BBQ)広場、多目的コートを整備した。健康志向の高まりを追い風に、飲食やスポーツを組み合わせた新たな憩いの場を目指す。15日、報道向けに施設の内覧会が開かれた。
施設の目玉となるサウナは、サウナビルダーの野田クラクションベベーさんが監修。内部に県産の八溝材をふんだんに使った。屋外のスペースでは、千波湖畔の優しい風を全身に受けながらリラックスすることができる。
施設の外には多目的コートを3面整備。テニスと卓球を組み合わせた米国発祥の球技「ピックルボール」やフットサル、ダンスといったさまざまなスポーツを楽しめる。カフェではコーヒーや軽食、地元菓子店とコラボした干し芋パイのシェイクを提供する。
同社ニコアンド営業部長の木下信彰さんは「サウナの後にBBQといった、複数のコンテンツを楽しんでもらいたい」と話した。
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