炎天下、パレード熱気 水戸黄門まつり
茨城新聞
2016年8月7日
水戸市の夏の風物詩「水戸黄門まつり」でメインイベントとなる水戸黄門パレードや市民カーニバルが6日、上市・下市の両地区を中心に繰り広げられた。炎天下の中、若者や家族連れなど大勢の参加者や見物客らでにぎわい、中心市街地は熱気にあふれた。祭りは7日まで。
パレードはJR水戸駅北口の国道50号と同市本町の商店街を主会場に開催。高橋靖市長が「参加する人も見る人も、この熱い水戸を盛り上げて」とあいさつした後、「出発」の掛け声を上げると、音楽隊による演奏とともに、俳優の風間トオルさんと福原遥さんらを乗せた華やかな山車がスタートした。
2人は沿道に集まった大勢の見物客に笑顔で手を振り会場を盛り上げた。山車の前では、水戸黄門や助さん、格さんに扮(ふん)した一行、県内各地の観光大使らも練り歩き、周囲に笑顔を振りまいた。
この後行われた踊りを競う市民カーニバルには、企業や大学、市民団体など計48チーム約3500人が参加。「黄門ばやし」や「ごきげん水戸さん」の曲に合わせて、色とりどりの法被や衣装を身にまとった市民らがそれぞれ独自の振り付けで多彩な踊りを披露すると、祭りムードは最高潮に達した。
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