祇園まつり、みこし勇壮 筑西
茨城新聞
2018年7月27日
勇壮なみこしの競演で知られる「下館祇園まつり」が26日、筑西市甲の羽黒神社やJR下館駅北口前の稲荷町通りを会場に開幕した。大みこしが「オイッサー、オイッサー」という威勢の良い掛け声とともに練り歩き、集まった多くの観光客を魅了した。29日まで。
初日は、日清戦争の戦勝記念で作られた明治みこし(約1トン)と、実際に担がれるみこしとして国内最大級の平成みこし(約2トン)、女性だけで担ぐ女子みこしの計3基が繰り出した。
大みこしの担ぎ手として参加した須藤茂市長は「肩にずしりとくるが、気持ち良い。地域を活性化させ、にぎわいをつくるために重要なイベント。思い出に残るお祭りにしたい」と思い入れを話した。
27、28の両日は子どもみこし約30基が参加。28日の「わっしょいカーニバル」は、子どもみこしに加えて市内外の大人のみこし10基、山車3台が練り歩く。まつりを締めくくる29日の川渡御は、午前6時から羽黒神社-勤行川大橋下流で行われる予定。
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