どこよりも早い?新春の豆まき 栃木・大田原の光丸山法輪寺で「福は内」願う
下野新聞
2024年1月19日
栃木県大田原市佐良土の光丸山法輪寺は14日、豆まきを行った。一足早い新春の豆まきは恒例行事だ。
寺によると、修験の場として、寒い時季の修行僧らの疫病など災いをよけようと、毎年1月14日に厄よけ大祭、豆まきを行っている。「鬼も命ある者で、退散させない」との考えから、「福は内」とだけ唱えるしきたりだ。
護摩祈願、大般若転読に続き、参拝客に豆や菓子がまかれた。市内の女性(73)は「良い年」を願いながら、お菓子をたくさん手にした。「つい夢中になって集めました」と笑顔を浮かべた。
若水厚淳住職(41)は「年明けに能登半島地震が起きてしまった。被災者の皆さまを思い、少しでも早い復興の願いを込めて祈願しました」と話した。
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