栃木県に“わざわざ県外の人が来る”藤の名所 田んぼの真ん中にポツンと立つのは…なぜ?
下野新聞
2025年5月9日

栃木県矢板市石関の農業、大気貞男さん(64)方の1400㎡の田んぼにぽつんと1本立っているフジが見頃を迎え、県内外からの写真愛好家でにぎわっている。
この場所は1971~73年、東北自動車道路関連ほ場整備事業として平地林が開墾された。大気さんによると、元々、平地林の中で氏神として扱われていたフジとその周囲を残した結果、田んぼの真ん中に木が1本だけ立つ珍しい風景になったという。
5日は県内だけでなく、関東圏からも写真愛好家が訪れた。風が穏やかだったこともあり、水鏡となったフジを写真に収めていた。