栃木県佐野市の道の駅に新オブジェ登場 日本列島の中心地を象徴する“どまんなかの鐘”
下野新聞
2025年5月7日

栃木県佐野市吉水町の道の駅どまんなかたぬまに4月26日、新たなオリジナルオブジェ「幸せを呼ぶ“どまんなかの鐘”」が誕生し、除幕式が行われた。
道の駅では2023年4月に「さのまるフォトスポット」、同8月には「いもフライオブジェ」を制作。今回は第3弾として、日本列島の中心地に来たことを鐘を鳴らして体感してもらおうと設置した。
制作はアートディレクター林香君さん(71)が監修し、デザイナー佐伯周一さん(45)が設計。鐘は天明鋳物製で、市内の天明鋳物師若林秀真さん(72)が手がけた。
鐘の床面には、台座を中心に東西南北を示す線と日本列島の基準点を示す線が描かれ、中心点から広がる「光」を表現。実際の中心点が山林内にあることから、周りに並ぶ板で森をイメージしている。
除幕式には金子裕市長らが出席し、新しいオブジェをお披露目。多くの家族連れが心地よい鐘の音を楽しんだ。
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