お菓子や縁起物のがらまき復活 世界遺産の日光山輪王寺で「節分会」4年ぶり通常実施へ
下野新聞
2024年1月14日
栃木県日光市山内の世界遺産・日光山輪王寺は、2月3日の節分行事「節分会追儺式(せつぶんえついなしき)」を4年ぶりに通常通り実施することを決めた。
新型コロナウイルスの影響で、3年連続で規模を縮小して開催していた。今年は新型コロナが感染症法上の5類に移行したことなどを踏まえ、本来の形式に戻す。
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当日は正午と午後2時45分の2回、本堂「三仏堂」で節分の法要を執り行った後、豆まきをする。コロナ禍で見送られていた菓子や縁起物などをまく「縁喜がらまき」も行い、集まった参拝者らに福を分け与える。
同寺の鈴木常元教化部長は「年明け早々にいろんなことがあり、軽々しく新年を祝うことはできない。だが、新たな一年の始まりにみんなで頑張っていきましょうという気持ちで臨めたら」と話した。
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