風景や人物画36点 日立で日製謳美会 油絵や水彩、18日まで 茨城

茨城新聞
2025年5月14日

日立製作所と関連会社を退職した絵画愛好家のグループ「日製謳美会」(北沢計代表)の作品展が、茨城県日立市幸町1丁目の日立シビックセンターで開かれている。国内外の自然の風景や人物などを描いた多彩な作品36点を展示している。同展は18日まで。

同会は、美術を謳歌(おうか)する同好会として1986年に発足。毎年春と秋の2回、グループ展を開いている。今回から日製OBのほかに一般3人を含め60~90代の27人が参加。日立の海岸や岩手山、水の都ベネチアの風景など、さまざまな題材を油絵や水彩画で描いた。

磐梯山を主題に100号の大作を出した横田一三さん(88)は「古里の雪山が好きで描いた。年齢に関係なく取り組めるのが良い」と話した。会員の苅谷忠昭さん(81)は「いろいろな作品があるので、見て楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。入場無料。