つくだ煮の梱包を食べきりサイズに かすみがうら・出羽屋 茨城

茨城新聞
2025年5月15日

霞ケ浦湖畔でつくだ煮を製造販売する出羽屋(茨城県かすみがうら市加茂、戸田弘美社長)は今春、商品パッケージを一新した。「おひとりさま」需要にも対応し、プラスチック製の個別包装容器を一回り小型化して短期間で食べきれるサイズとした。贈答用の梱包(こんぽう)材も地域イメージを高める新しいデザインに変更した。

原材料等の値上げを受けて価格改定を検討する中、「贈答用にもっと小さいパックを」との顧客の要望を受けて、容器サイズを2センチほど縮小し、内容量を平均2割ほど抑え、1パック500円以内に抑えた。容器のサイズ変更に合わせて包装紙や箱などギフト用の梱包材も刷新した。

戸田社長は「お客さまに一番近い店舗スタッフの声を新パッケージやサービスの提供方法に反映した。新しい包装材で、霞ケ浦のブランド力向上に役立てたい」と話している。