【#とちキャン】大芦川とかぬまシウマイ GLYPH前日光店 – 栃木県鹿沼市
優れたキャンプ場の宝庫として、いま注目を集める栃木県のキャンプ場情報を紹介する「#とちキャン」。北関東を感じる観光情報サイト「きたかんナビ」のエンジニアが趣味を兼ねて不定期でお届けします。
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もうすぐ2023年も終了ですね。
今年の秋からスタートしました栃木県のキャンプ場を紹介する #とちキャン も今回が2023年最後の記事となります。
今回も、下野新聞社の新たなデジタルサービス「とちぽ」で実施した「キャンプに関するアンケート」で、栃木県民の6割以上が「キャンプに興味がある」と回答した結果をもとに、栃木県内のキャンプ場を紹介します。
⇒キャンプ施設が急増中の栃木県! キャンプ場を選ぶ最大のポイントは? 栃木県民のおすすめキャンプ場も紹介
過去の記事
⇒【#とちキャン】TORCH Camping & Coworking Space – 栃木県日光市
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今回紹介するのは鹿沼市にある「GLYPH前日光店」です。
古峯神社など古峰ヶ原に向かう道中の川沿いにある自然にあふれたキャンプ場です。
来年、鹿沼市に開業予定のsnow peakのキャンプフィールドと同じエリアにあるキャンプ場ですので今回の記事で気になった方、ぜひとも訪れてみてください。
■目次
今回、鹿沼でキャンプをするにあたって個人的に必ずいただきたい料理がありました。
それが「かぬまシウマイ」。
かぬまシウマイを購入するために、鹿沼市街地の中心にある「まちの駅 新・鹿沼宿」を訪れました。
こちらでは、かぬまシウマイなどのお土産から地元の野菜までいろいろと購入することができるので、キャンプ場に向かう前の食材調達などでおススメです。
今回は、かぬまシウマイと地元のそばを購入しました。
新・鹿沼宿では、よくテレビなどにも取り上げられる「笑福シウマイ」の冷凍シウマイが販売されています。
栃木と言えば宇都宮餃子!という印象が強いですが、鹿沼が力を入れているかぬまシウマイも試してみてはいかがでしょうか。
それではキャンプ場の紹介に映らせていただきます。
まず、GLYPH前日光店へ行く際の注意点として、Googleマップなどのナビアプリで見ると、おそらくキャンプ場までの道が表示されません。
※予約サイトのアクセス案内にナビの設定方法、また詳細の説明がありますのでご参照下さい
⇒アクセス案内
GLYPH前日光店をナビに設定すると大芦川をはさんで、キャンプ場の対岸に案内されてしまいますのでご注意ください。(私はそれで対岸に案内されてしまったので一度、Uターンしました)
アクセス案内通りに進んでいくと、こちらの画像のような案内板が見えてくると思います。
この案内板を先に進むとキャンプ場の入り口が見えてきます。
道中は道がかなり細くなっているので、自動車で来られる方はゆっくり進むことをお勧めします。
山林の間の林道を進み終えるとキャンプ場の看板が見えてきますので、こちらでチェックイン後、各サイトと施設、注意事項の説明を受けてから各サイトへ移動します。
GLYPH前日光店のキャンプサイトは、大きく分けてフリーサイトとプライベートサイトの2種類あります。
また、フリーサイトは管理棟の目の前にある広々としたエリアと、大芦川沿いにあるエリアの2か所に分かれています。
まず、管理棟の目の前のエリアがこちらの画像です。
非常に広々としたサイトとなっています。フリーサイトなので設営場所は早い者勝ちではあるのですが、ここまで広々としていると設営場所の候補がたくさんあるので取り合いにもなりません。
じっくりエリア内を吟味してから設営することができます。
フリーサイトは車の乗り入れができないのですが、荷物の運搬にキャリーカートを無料で貸し出しているので、車を止めたところから遠くの場所に設営することも容易です。
続いて大芦川沿いのサイトの紹介です。こちらの画像の通り、目の前に大芦川を眺めることのできるサイトです。
とてもきれいな川なので、夏の暑い時期であれば川遊びも楽しむことができそうです。
全体的に傾斜している斜面なのと、ところどころ大きな岩が埋まっているので、大きなテントなどの設営は難しそうですが、ソロ用のテントなどであれば問題なく設営できます。今回はこちらのサイトを利用することにしました。
別プランにはなりますが古民家の利用もできるプライベートサイトもあります。
広々とした専用のキャンプサイト、キッチン、トイレ、風呂、洗面所、ラウンジがついた古民家を独占できるプランです。
1日1組限定なので予約状況次第にはなりますが、グループやご家族でキャンプをするにはとてもいいプランだと思います。
今回は大芦川沿いのフリーサイトを利用させていただいたのですが、せっかくなので川沿いぎりぎりのところに設営しました。
今回は冬で利用者が少ないというのもあるのですが、川沿いのサイト利用者が私1人だけでしたので、おのずとプライベート感のあるキャンプを楽しむことができました。
今回も冬のソロキャンプで使用しているOneTigris TC ROC SHIELDを設営しましたが、設営に全く不自由はしませんでした。
OneTigris TC ROC SHIELDはソロテントとはいってもかなり広々としているテントですのでドームタイプ、ワンポールタイプなどのソロテントであれば、かなりの余裕をもって設営ができると思います。
グループキャンプを行うようなサイズのテントになると設営できる場所が限られてくるので、川沿いのサイトでキャンプをしたい場合はお早めにチェックインするのがよさそうです。
こちらの画像はテントの中からの景色です。
テントの中から大芦川が望めるようにしてみました。
(ただし、このあとテント前面に陣幕を張っておこもりキャンプ状態にしたので、なにも景色が見えなくなるのですが…)
ゆっくりテント内でくつろぎながら川を眺めるのも日ごろ、PCに向かっている日常とは異なった感覚があってよかったです。
ちなみに対岸が道路になりますので、対岸からテント内が見えてしまうのも設営する際には気を付けたほうがいいポイントです。
まずこちらは炊事場とチェックイン時の受付です。(明るい時間のうちに写真を撮り忘れていたので夜の写真で失礼いたします)
キャンプ場についた後はこちらで注意事項などの説明を受け、各サイトに移動となります。
掲示板には注意事項などが丁寧に掲示されていますので初めてキャンプをされる方にも安心ですね。
水道はお湯も出るようになっていますので、冬場のキャンプでも洗い物や手を洗うときに非常に助かります。
こちらはトイレとシャワーになります。
トイレは室内トイレが1基と仮設トイレが並んでいます。今回は利用者も少なかったのでトイレが混雑することもなかったのですが、混雑時は仮設トイレを利用することもできます。
こちらは売店コーナーです。
キャンプに必要な調味料や食べ物、木炭やガスなど忘れ物があったときにこちらで購入することができます。
チェックインした際に注意書きとメモ帳をバインダーで渡されるのですが、購入した商品はこちらのメモ帳に記載しておいてチェックアウト時にまとめて清算となります。
必要な商品があるときに管理人さんがいない可能性もあるので、気軽に購入することができるのはとてもありがたいですね。
ちなみにチェックアウト時は、上記の画像右のほうにあるテーブルでチェックアウトと清算を行います。
最初の項目でもご紹介させていただきましたが、今回のキャンプではかぬまシウマイを作りました。
多くのメディアで紹介されているかぬまシウマイのなかでも有名店、笑福のシウマイを始めていただきました。
とても食べ応えのある大きさのシウマイで肉汁がとてもジューシーでした。
また、今回は県央つながり、ということで宇都宮餃子のさつき餃子も途中のスーパーで購入しました。
普通に焼いて食べるか、もしくは鍋でゆでて食べるか。迷いましたがメスティンでシウマイを作った後だったので、メスティンを使って蒸し餃子にしました。
並べるときにバラバラになってしまい、茶美人餃子以外はどれがどの味かわからなくなってしまったのですが、1つ1つ何の味か確認しながらいただくことで普通に食べるよりも楽しむことができました。
かぬまシウマイや宇都宮餃子は鹿沼市内のスーパーには冷凍でおかれていますので、キャンプ料理の1つに購入していくといいかもしれません。
今回は川沿いのキャンプなので、他のキャンプ場に比べても湿度が高いことを想定していました。
朝起きるとテントの内側は結露してびっしょりになっており、テントの外側は霜が降りて凍った状態となっていました。
起きてすぐに石油ストーブと薪ストーブの両方を稼働させたのですが、テントの外側の霜が溶けて蒸発して、テント全体から湯気が出るというこの時期ならではの風景が見れました。
山間から日が差してちょっと遅めの日の出にはなりましたが、蒸発した水蒸気が反射してとてもきれいな景色になりました。
冬キャンプで対策しなければいけないことの1つに結露があります。
結露の何がいけないかというと、テント内側の生地だけでなく、テント内の道具もびっしょりになってしまうので後片付けが大変です。かつ、しっかり乾かさないとカビなどの原因になってしまうという問題があります。
私の場合は早いうちからストーブを焚いて乾かす、という方法をとっています。
それ以外の対策ですが、私なりには以下の方法をとっていますのでご参考ください。
①テント内の空気を換気する(定期的に出入り口を開けたり、ベンチレーションを開けっ放しにする)
②水分の多い料理をテントの中でしない(蒸し料理、ゆで料理)
③寝る前に道具を1つの袋にまとめるなどしておく
④湿気の高い場所を避けて設営する
⑤通気性のいいポリコットン製のテントを使用する
お察しの通り、シウマイを作っている時点で②、川沿いに設営している時点で④の対策を無視していることになってしまいました。
その他、除湿シートなどを利用する、シェラフの水濡れ防止にシェラフカバーを利用するなどもあるそうです。
これから初めて冬にキャンプをする予定の方は是非とも参考にしてみてください。
今回、キャンプ場内をinsta360を持ちながら歩いてみました。
キャンプ場入り口から炊事場、フリーサイト横を通り、管理棟裏から大芦川沿いのフリーサイトへ移動しています。
動画はマウスのドラッグ、もしくはスマートフォンのスワイプ操作で見る場所を変えることができますのでぜひともキャンプ場の雰囲気を感じてみてください。
※動画の容量の都合上、低画質状態で再生されますので設定(歯車マーク)から画質を調整いただくことを推奨します
今回利用した「GLYPH前日光店」ですが、キャンプ場にたどり着くまでの山林に囲まれた道中、到着後の雰囲気のある設備、山と川に囲まれたキャンプサイトととても非日常感が味わえるキャンプ場でした。
都会の喧騒を離れて自由気ままに楽しむことができる場所として最適だと思います。
また、プライベートキャンプサイトが非常に気になったので、今度は友人とグループで利用してみたいと思いました。
P.S. 今年も #とちキャン をご覧くださりありがとうございました。年末年始に年越しキャンプ、正月キャンプをされる方もいると思いますが体調にお気をつけて楽しんできてください(私も正月キャンプをやろうか迷っています)。それではよいお年を。
キャンプ場INFO・GLYPH 前日光店
・ホームページ:https://glyph.tokyo/base/maenikko
・場所:栃木県鹿沼市草久899
・電話番号:028-978-5208
・料金: 4,400円~
・チェックイン:13:00~18:00
・チェックアウト:~10:00
※プライベートキャンプサイト、冬季限定プランは予約サイトを参照してください
・予約方法:インターネット(詳細はホームページを参照ください)