【#とちキャン】TORCH Camping & Coworking Space – 栃木県日光市
優れたキャンプ場の宝庫として、いま注目を集める栃木県のキャンプ場情報を紹介する「#とちキャン」。北関東を感じる観光情報サイト「きたかんナビ」のエンジニアが趣味を兼ねて不定期でお届けします。
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先週末は一気に気温が下がり、これからは冬キャンプの時期になってきたというのを肌で感じました。県内でも一部の地域では雪が降り始めたので、そろそろ車のタイヤも変えないといけないですね。
今回も、下野新聞社の新たなデジタルサービス「とちぽ」で実施した「キャンプに関するアンケート」で、栃木県民の6割以上が「キャンプに興味がある」と回答した結果をもとに、栃木県内のキャンプ場を紹介します。
⇒キャンプ施設が急増中の栃木県! キャンプ場を選ぶ最大のポイントは? 栃木県民のおすすめキャンプ場も紹介
過去の記事
⇒【#とちキャン】たかはら星の森キャンプ場 – 栃木県矢板市
⇒【#とちキャン】出会いの森総合公園オートキャンプ場 – 栃木県鹿沼市
今回紹介するのは日光市にある「TORCH Camping & Coworking Space」です。
2022年11月にオープンした新しいキャンプ場です。日光宇都宮道路を使うと清滝ICを降りてすぐ、日光市街地からだと日光東照宮を過ぎて奥日光に進む道中に位置しています。
日光市街地から近く、また奥日光の入り口に位置しているので、観光とキャンプを両方楽しむことができるキャンプ場となっています。
■目次
大きく分けて、オートキャンプサイト、ノーマルキャンプサイト、エアストリームと分かれています。
オートキャンプサイトはサイト内に駐車スペースが隣接されており、車の横付けが可能なサイトになっています。
ノーマルキャンプサイトはソロ、デュオ向けのSmall、定員5名のMedium、定員8名のLargeに分かれています。
Smallはソロテント2つくらいが余裕をもって立てられる広さがあるのでソロキャンでタープと組み合わせた設営などもすることができます。
Mediumは大き目のテントも立てることができる広さなのですが、テントやタープを設営する数に制限がなく、追加料金もないので複数人でのグループソロキャンなども楽しむことができそうです。
Largeは階段を挟んで2つに分かれている構造となっているのでテントを2つ張るもよし、片方のエリアを大きなテント、もう片方のエリアはタープを張ってリビングにするのもよし、といういろいろな楽しみ方ができるサイトです。
また、トレーラーハウス「エアストリーム」が1つあり、お手軽なアウトドア体験が可能なサイトもあります。
驚きなのがすべてのサイトにAC電源が設置されていました。冬はとても寒くなる日光ですが、装備が整っていればかなり快適にキャンプをすることが可能です。
ホームページには各サイトの写真とサイトの広さ、構造が掲載されています。お手持ちのテント、タープのサイズからちょうどいいサイトを選ぶことができますので、ぜひともご覧になってみてください。
→ キャンプエリア
今回はノーマルキャンプサイトのS5を利用させていただきました。
Smallサイトの中でも一番奥に位置していて、Smallサイトの中では高台に位置しているサイトになります。4.5m×11mの広さのサイトですが、今回使用したOneTigris SOLO HOMESTEAD キャンプテントでも周囲に余裕ができて設営ができました。
ちょうど全国的に気温がぐっと低くなった日だったのと、山側からの風が少々ありましたので、テントの手前に陣幕を張ったのですが、十分に余裕がありました。
普段、寒い時期のキャンプの時は石油ストーブで暖を取っているのですが、今回はAC電源のあるサイトでしたので小型の電気ファンヒーターも利用しました。
冬も近いのでそろそろ地面からの冷気が感じる季節なのですが、芝生がしっかりと育っていたので、グランドシート越しになりますがそこまで冷気は感じませんでした。
今回のキャンプ場、散策と設営をしてみてキャンプ場の構造に驚きました。
それが、各サイトごとにプライベートな空間が保てるような設計となっていることです。
こちらのキャンプ場ですが、山の斜面に段々となるようにサイトが配置されているような構造となっています。
平坦な場所のキャンプ場だと他のキャンプ利用者と同じ目線になってしまう都合上、どうしても他のキャンプ利用者の方から見えてしまう、また見てしまい気になってしまうことが多々あります。
ただ、こちらのキャンプ場ですと、段々となるようにサイトが配置されていることに加え、サイトから管理棟側の景色がよく見えるようになっているので、おのずとキャンプ利用者の方は管理棟側に入り口やリビングを作るような設営を行います。
それによって下部の利用者は上部のキャンプ利用者をみることがほとんどなく、また上部の利用者は下を見てもテントやタープで他の利用者の状況が見えないという状態になります。
テント内から撮った写真ですが、まったく他のキャンプ利用者が見えることはありませんでした。
まず、こちらの写真が管理棟になります。
到着したらこちらでチェックイン手続きを行います。
※チェックイン・チェックアウトの手続きにはLINEを使用するので、事前にLINEアプリのインストール推奨です
キャンプ場のLINE公式アカウントに友達追加して手続きを行うのですが、管理人さんへの質問などもLINEでできますのでとても助かります。
管理棟前面には広々としたウッドデッキがあるのですが、ウッドデッキ上は土足厳禁なのでお気を付けください。
トイレは3基ありまして、ウッドデッキをぐるっと回ったところにスリッパがあるので履き替えて利用になります。
こちらは炊事場です。炊事場は複数ありますので、利用するのに順番待ちをすることもなく、また広々としていて調理もしやすい設備となっています。
※生ごみなどの処分方法は決まっていますので流しに直接捨てず、処分方法に従ってください
※炊事場については20時30分に消灯となりますのでご利用にはお気を付けください
こちらのキャンプ場は名前の「TORCH Camping & Coworking Space」という名前の通り、キャンプ場の管理棟内にコワーキングスペースがあります。
日光の景色が眺めることのできる場所なので、非日常感を味わいながら作業ができそうですね。
写真の左の箱型の空間ですがこちらはWeb会議用のエリアとなっていますのでプライベートな空間でWeb会議を行うことができます。
外のベランダにも行けるようになっており、ちょっとした気分転換に外の空気を吸うこともできます。
プリンターも用意されていますので印刷などの作業も可能です。
利用料は4時間:1000円、一日(9時間):2000円と非常に良心的なお値段となっていますのでキャンプは利用しなくても自然の中で仕事がしたい、観光に来たが少し仕事をする必要がある、といった方はぜひとも利用してみてはいかがでしょうか。
また、外からコワーキングスペースに入る前には大きな薪ストーブがおかれているラウンジスペースがあります。
こちらはコワーキングスペース利用者はもちろん、キャンプ利用者も利用することが可能なスペースとなっています。
コワーキング利用者とキャンプ利用者の交流の場になれば、との思いもあるとのことなのでぜひとも施設利用時にはラウンジも利用してみてください。
今回利用した「TORCH Camping & Coworking Space」はファミリー、友人同士のグループ、デュオやソロなどどんな目的でも楽しむことができるキャンプ場であると感じました。
また、利用者同士の交流の場として使用できるラウンジ、充実したコワーキングスペースなど将来どのように盛り上がるキャンプ場になるのかとても楽しみにも思いました。
これから冬キャンプを行う予定の方、ぜひとも訪れてみてください。
P.S. 上の写真にもある通り、星空の撮影を行いたいと思って撮影準備をしていったのですが、うまく撮影ができませんでした。次回は星空の撮影を目的として再訪レポートを書かせていただきたいと思っておりますのでご期待ください。
キャンプ場INFO・TORCH Camping & Coworking Space
・ホームページ:https://www.torchnikko.jp/
・場所:栃木県日光市久次良町242
・電話番号:050-6869-4561
・料金:Smallサイト 3000円
→その他のサイトについては、キャンプエリア紹介のページをご参照ください -> https://www.torchnikko.jp/camparea
・チェックイン:12:00~16:00
・チェックアウト:9:00~11:00
・予約方法:インターネット(90日先まで)、90日以上先の場合は別途、予約フォームより(最長2年先)
→詳細はよくあるご質問を参照ください -> https://www.torchnikko.jp/faq