水戸三ツ星アワード2021、大賞に「とう粋庵」

水戸市民らがお気に入りの飲食店を選んで投票する「水戸三ツ星アワード2021」の表彰式が1月25日、同市桜川の茨城県産業会館で開かれ、大賞に「とう粋庵(あん)」(同市千波町)が選ばれた。準大賞は「レストラン　イイジマ」(同市見和)と「ステーキハウス　アメリカ屋」(同市米沢町)が決まった。主催する水戸商工会議所の大久保博之会頭から3店舗の代表者それぞれに表彰状と盾が手渡された。

同アワードは個性的で魅力のある飲食店を顕彰し、店づくりの意識を高めることや県内外の消費者にPRすることが目的。2017年に開催し、今年で5回目を迎える。

今回は「特別な記念日に利用したいお店」をテーマに募集した。市内全域で飲食を提供している店舗が対象。インターネット投票を中心に昨年9月～10月末で計3270票が集まった。

とう粋庵は昨年創業20年を迎え、和食を基本に現代風にアレンジした新感覚の「モダン懐石」を提供している。同店の上田豊人オーナーソムリエは「大賞をいただけて大変ありがたい。新しいスタイルの和食でこれからも頑張っていきたい」と話した。

同会議所では受賞店のクーポン付きチラシを作成。各家庭へのポスティングや同会議所ホームページなどで配布する。