セット販売で観光地振興 日光の天然水+コーヒー豆 市内2事業者連携、商品化

下野新聞
2021年7月15日

 飲食店経営の柏木商事(日光市今市、柏木保之(かしわぎやすゆき)社長)は15日、日光市内の天然湧水「NIKKOの天然水」とオリジナルコーヒー豆のセットを発売する。

 市内で水を製造している漬物製造業「けっこう漬本舗」(日光市平ケ崎、福田徹(ふくだとおる)社長)と連携して商品化した。同社が手掛ける天然水の容器のラベルは、日光観光大使の書道家涼風花(りょうふうか)さんがデザインした。

 柏木商事は飲食店「珈茶話(かしわ)」(日光市今市)でコーヒー豆を自家焙煎(ばいせん)し、販売している。来店客の5割は観光客で、土産品としても購入されているという。

 今回、コーヒーのうま味を引き立たせる軟水と一緒に提供することで日光の魅力をさらに発信し、コロナ禍で打撃を受ける観光地の振興につなげようと販売を決めた。

 天然水千ミリリットルとコーヒー豆「マイルドブレンド」200グラム入りのセットで1800円。同店または同店サイトで販売する。

 同店は「日光で焙煎した豆と日光のおいしい水で、どこにいても日光の味を楽しんでもらえる」としている。

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