まちづくりへ 公園キャンプ 小山で来月29、30日 非日常体験通し地域再発見 市内3カ所、多彩な催し
【小山】キャンプしながら参加者がまちづくりを語り合う社会実験「みらい創造キャンプ」が5月29、30の両日、市内の3公園で行われる。それぞれの会場で多彩なイベントが行われ、参加者が会員制交流サイト(SNS)などを通して市の魅力を発信して盛り上げるのが狙い。主催者の日本青年会議所関東地区栃木ブロック協議会では「普段はキャンプが許されない公園での非日常的な体験を通じ、小山の魅力を再発見してほしい」と参加を呼び掛けている。
会場となるのは外城(とじょう)の小山総合公園(75サイト)、白鳥の生井桜づつみ公園(20サイト)、城山町1丁目の城山公園(16サイト)。
小山総合公園では浅野正富(あさのまさとみ)市長とゲストスピーカーのまちづくりに関する対談のほか、音楽イベントが行われる。渡良瀬遊水地の堤防上にある生井桜づつみ公園ではネイチャーガイドによる環境学習ツアーや、遊水地のヨシを使ったヨシ灯(あか)りづくりが行われる。城山公園ではアルファ米が参加者に配られ、サバイバル飯作りに挑戦する。
3会場とも、夜には小山バルーンクラブによる「ナイトグロー」が行われ、火入れした熱気球が会場を幻想的に彩る。
参加費は無料。テントや寝袋、調理器具など自分で用意する。たき火や炭火の使用はできるが、地面でのじか火は禁止で、たき火台と耐火布を使用しなければならない。
申込期限は5月6日。「とちぎフォーラム2021みらい創造キャンプ」のホームページから申し込む。生井桜づつみ公園と城山公園は既に定員を超えており、抽選。
(問)同協議会とちぎフォーラム委員会090・7736・0329。
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