安心と癒やし空間演出 大子キャンプ場 ベッド、テーブル、食器…キャビン室内一新
茨城県大子町の大子広域公園内にある人気のオートキャンプ場「グリンビィラ」で、一部キャビンの室内をリニューアルした。「無印良品」を展開する良品計画(東京)がコーディネートを担当し、新たな癒やし空間を演出している。
今回、備品の更新時期に合わせ、ファミリー向けキャビンとグループ向けキャビンの計2棟の内装や備品などを新しくした。ベッドやダイニングテーブル、チェアのほか、家具、食器・調理器具類、バス・トイレ用品などを一新。キッチンには分別用のごみ箱も用意し、畳の部屋はソファでくつろげる癒やし空間に変えた。
同社はこれまで駅内や空港、商業施設などの公共デザインは行ってきたが、初めてキャンプ場インテリアのトータルコーディネートに関わった。
同社担当者は「第二の家、小屋に泊まろうがコンセプト。特に女性やファミリー層にも安心感を与えられるよう心掛けた」とPRする。茨城県都市整備課は「お客さまの声を聞きながら、今後もリニューアルしていきたい」と話す。
同施設は奥久慈の大自然の中、さまざまなサービスやレンタルが充実。手軽に遊べる快適さが、ソロやファミリー層、初心者から上級者まで好評で、リピーターも多い。アウトドア情報誌ガルヴィが発表する人気キャンプ場ランキングで、2018、19年度連続で東日本第1位に輝いた。施設は茨城県の所有で、同町振興公社が運営を請け負う。
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