小美玉「そ・ら・ら」に2店オープン カフェと中華 地元産食材で魅力発信
茨城県小美玉市の地域交流拠点「空のえき そ・ら・ら」(同市山野)に、今月相次いで2店のチャレンジショップがオープンした。「カフェバール まつのぢ舎」と「ちさん中華」で、共に地元産食材を使うメニューを用意するなど、同市の魅力発信に貢献するとともに、各出店者とも独立開業に向けて力を蓄える機会にしたいとしている。
「まつのぢ舎」は1日に開店。サザコーヒー(ひたちなか市)の協力を得て、同社の豆を使った6種類のコーヒーメニューをそろえたほか、地元のヨーグルト食パンや野菜を使うサンドイッチなども提供する。運営する松尾紀子さん(36)=水戸市=は、3月までそ・ら・らのスタッフだった。「将来は自分のお店を持ちたい」と意気込む。
「ちさん中華」は高井英花さん(52)=水戸市=が3日に開店した。高井さんは中国・瀋陽市出身で、同店では水ギョーザや中華まんじゅうなどを提供する。今後、市内産のブランド豚や卵、ニラを使った新メニューも考案するつもりだ。中国式武術の心得もある高井さんは「食とともに、体を動かす交流の場もつくれたら」と希望を語る。
営業時間は午前9時~午後6時。定休日は「まつのぢ舎」が水曜日、「ちさん中華」が月曜、木曜日。問い合わせはそ・ら・ら(電)0299(56)5677。
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