高さ5メートル超、巨大ひな壇　筑西、7日まで展示

高さ5メートル超で21段の「巨大ひな壇」が筑西市丙のしもだて地域交流センターアルテリオ1階に登場し、訪れた人の目を楽しませている。市内で開幕したイベント「筑西雛(ひな)祭りひなめぐり2021」の中心展示で、2月初旬の開幕を想定し準備していたが、新型コロナウイルス予防対策を巡る県独自の緊急事態宣言のために公開が延期されていた。

巨大ひな壇にはひな飾り9セットが使用され、高さ約5.4メートル、横幅約3.8メートルのひな壇に人形約140体が並べられている。下館商工会議所青年部OBの呼び掛けで市民から寄贈されたひな人形が活用され、展示は8回目。下館駅周辺の商店30店にもひな人形が飾られている。

主催者「笑店街プロジェクト」の増田一義会長(42)は「例年よりも縮小しての開催だが、少しでも見る人の癒やしにつながれば」と話している。

巨大ひな壇は7日まで展示される。問い合わせは日専連しもだて(電)0296(24)5578。