白色のれん 出荷待つ 上三川 かんぴょう作り本格化

下野新聞
2020年7月9日

 上三川町内の農家で特産のかんぴょう作りがシーズンを迎えている。

 かんぴょうは、ユウガオの実を薄くむいて2日ほど乾かすとできあがる。同町多功、梁島史好(やなしまふみよし)さん(42)方では8日、午前3時から家族3人で3時間かけて作業。前日に収穫したユウガオを皮むき機で帯状に切り出し、麦わらを敷いたビニールハウス内で1本ずつのれん状に干した。

 梁島さんによると、約7キロのユウガオの実から約200グラムのかんぴょうができるといい、「実入りは平年並み。手をかけた良質なかんぴょうを多くの人に味わってもらいたい」と話した。作業は8月中旬まで続く。

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