25回目彩るポピー 15日、鬼怒川河川敷でまつり

茨城新聞
2016年5月5日

関東・東北豪雨で下妻市鎌庭の鬼怒川河川敷にある花畑・鬼怒フラワーラインが冠水し、ポピーが咲き誇る「花とふれあいまつり」の開催が一時危ぶまれたが、今年も無事に開催されることになった。今年は節目の25回目を迎えることもあり、懸命の復旧作業を行った「花と一万人の会」(飯島順一会長)のメンバーらは一様にほっとした表情で、15日の本番を待っている。

花と一万人の会は、河川敷が荒れて不法投棄が行われていることに心を痛め、1991年、地域住民たちで結成された。「美しい川を取り戻そう」を合言葉に、清掃活動を行いながら、ポピーの花畑を整備した。

花畑は鬼怒フラワーラインと名付けられ、5月には約50万本のポピーが開花。毎年、花とふれあいまつりが開かれ、多くの市民でにぎわうまでになった。

ところが、昨年9月の関東・東北豪雨で河川敷が冠水。フラワーラインも完全に水没し、水が引いた後も流木が落ちていたり木々にヨシが絡み付いたりと、荒れ果てた状態となってしまった。

「まつりを途切れさせない」との強い思いを抱いて、飯島さんら会のメンバーが休日返上で整地作業に汗を流し、土を耕し直してポピーの種をまいた。そして、今年も無事に開花。15日に花とふれあいまつりが開催されることになった。

まつりは午前10時からスタート。鬼怒川流域交流Eボート大会も同時開催される。場所は大形橋上流左岸。飯島さんは「一時は諦めかけたが、メンバーたちの花一輪でも咲かそうよという言葉に支えられてここまでこられた。今年は感慨ひとしおのまつりになります」と話している。

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