細い麺に うま味凝縮 昆布水つけ麺 Ramenみず菜(大田原)

下野新聞
2022年5月13日

昆布水に浸かり丁寧に盛られた細いストレート麺。あっさりとしたしょうゆベースのつけ汁に浸すと、昆布とつけ汁のスープのうま味が絶妙に絡み合う。Ramenみず菜の人気メニュー「昆布水つけ麺」だ。

店は、1987年から同所で営業する居酒屋「三銃士」が昨年3月にオープン。新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置に伴い居酒屋の夜間営業休止を余儀なくされたため、助川慎治(すけがわしんじ)社長(34)が「地域の皆さんにおいしいお昼を届けたい」と始めた。

全粒粉入りで歯応えのある麺は、昆布のうま味が凝縮され、そのままでもおいしく味わえる。お好みで岩塩、ショウガ、ワサビを付けると味の変化も感じることができ、それだけで食べ切ってしまえるほどだ。

麺を食べ終えた後のスープは、残った昆布水で割ることでうま味が合わさり最後まで楽しめる。

見た目にもこだわり、「SNS(交流サイト)映え間違いなし」と自信を見せる。店名にもなっている水菜も存在感を出し、彩りを与えている。助川社長は「味わいや見た目はもちろん、明るい雰囲気も楽しんでもらい、午後も頑張ろうという活力になってほしい」と話している。

■メモ 昆布水つけ麺は850円▽大田原市住吉町1の15の20▽営業時間 午前11時半~午後2時半▽定休日 火曜▽(問)0287・23・7016。