ミズオオバコ開花 小山 水田用水路でひっそり 絶滅危惧、外来種に負けるな 

下野新聞
2021年9月30日

【小山】在来水草の一種で近年減少している「ミズオオバコ」が、市内の用水路でかれんな薄紫色の花をひっそりと咲かせている。

環境省のレッドデータブックでは「絶滅の危険が増大している種」の絶滅危惧Ⅱ類に分類され、県版レッドデータブックでは「要注目」に分類されている。栃木市大平町横堀、無職石川昭男(いしかわあきお)さん(66)が散歩中に見つけた。「希少な植物なら残してほしい」と願っている。

現場は南小林の水田地帯。水が少ない場所では、水面に花を出している。現地調査した県立博物館の星直斗(ほしなおと)自然課長は「ここのミズオオバコはよく残っていたが、繁殖力の強い外来種のコカナダモやオオカナダモに押され気味。近いうちに駆逐されてしまう可能性が高い」と話している。

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