大子産米おいしさ実証 日本一コンテスト

茨城新聞
2015年12月9日

大子町の農業者3人が「お米日本一コンテスト」(静岡県主催)で最高金賞(上位6人)と金賞(同30人)を獲得した。大子産米のおいしさが実証され、大子産米販売促進協議会の寺門安男会長は「土と水、生産者の努力」と受賞の要因を分析。受賞者を招いて開かれた報告会で、綿引久男町長は「コンテストの好成績が、大子米の販売促進につながる」と喜びを語った。
 最高金賞に輝いたのは同町上岡の栗田哲也さん(58)と初原の内田実さん(88)、金賞は浅川の都筑一萬太郎(ルビ・つづくとちお)さん(78)。11月下旬に沼津市で開かれたコンテストで、食味評価機器による計測、米食味鑑定士らによる実食で競った結果、全国583点の中から受賞した。
 栗田さんは前週に石川県小松市で開かれた「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」で、金賞に次ぐ特別優秀賞に選ばれていたため「自信はあった」と胸を張り「食味を考え肥料を抑えて作った」と話した。
 内田さんは「特別なことはしてない」と言いながらも「肥料の使い方と水加減。頻繁に田んぼに通っている」と説明。都筑さんは「自信はなく夢にも思わなかった」と喜び、「8月中旬以降、気温が下がったのが好影響」と話した。
 受賞を記念して来年1月下旬、町内や水戸市、都内などで2人の最高金賞のブレンド米を販売。2キロで3000円、300グラムで500円の2種類の販売を計画している。
 同町は2007年、大子産米販売促進協議会を結成。現在、36人が食味や品質向上などを目指し米作りに取り組んでいる。3人の受賞に綿引町長は「大子の米のうまさをPRして高く売れるようにするとともに、全体の底上げもしたい」と意気込んだ。

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