スペイン仕込みの食感  クロワッサン la panxa(栃木)

下野新聞
2020年11月25日

 la panxa(ラパンチャ)はカタルーニャ語で「おなか」を意味する。オーナーの高橋布由子(たかはしふゆこ)さん(32)の「簡単に幸せを感じられる方法は食べること。こだわりの手作りパンや焼き菓子でおなかを満たして、幸せを感じてほしい」という願いが込められている。

 26歳の時、語学留学のためスペインのバルセロナに渡った高橋さん。栃木市内のカフェで働いた経験を生かして約2年間ベーカリーで働きながら、現地の文化を学んだ。帰国した翌年の2017年に店を開いた。

 看板商品は、外はざくざく、中はもっちりの「クロワッサン」(200円)。スペインの店でクロワッサンを担当したことから、研究を重ねた。食べ応えのある食感と強いバターの香りが特長だ。

 白い壁の街並みが人気のスペイン南部アンダルシア地方をイメージした店内にはパンのほか、ラム酒の香りが人気の「カヌレ」(250円)、季節の野菜や果物で作ったタルトなど約50種の商品が並ぶ。

 高橋さんは「メニューは気まぐれ。インスタグラムをチェックしてお気に入りの商品を見つけて」と話す。

 【メモ】栃木市川原田町1348。午前9時~午後4時。日~火曜定休。インスタグラムアカウント(@panaderia_la_panxa)

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