「やさしい花」120点彩る 富弘美術館展示再開

上毛新聞
2020年5月29日

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、休館していた富弘美術館(みどり市東町)が27日、展示を再開した。来場者は手の消毒、検温、住所などの入館登録を提出して入館した。

 企画展「かぎりなくやさしい花々」展の会期を同日から8月30日に変更。同名の著書(偕成社)の出版から35周年を迎えるのを記念し、春をテーマにした80点を時系列で展示している。初展示の「さくら草」(1984年)、「ハクウンボク」(2012年)などもある。

 会場には星野富弘さんの描いた花を樹脂粘土で再現した野の花・野草アート協会(東京)の会員作品約40点も展示されている。

 午前9時~午後5時。6月1日は臨時休館。問い合わせは同館(電話0277-95-6333)へ。