神流川 冬季釣り場 2カ月遅れで解禁 上野、台風19号影響

上毛新聞
2019年11月27日

 群馬県上野村漁業協同組合(松元平吉組合長)は23日、同村を流れる神流川の冬季釣り場を解禁した。台風19号の影響で平年より約2カ月遅れの解禁となり、川辺はこの日を待ち望んだ県内外の釣り客でにぎわった。

 冬季釣り場は同村楢原の「川の駅」を中心に約3キロの区間で、県が開発したニジマス「ハコスチ」を放流する。平年の解禁時期は10月初旬だが、台風で川の水が濁った影響で延期されていた。濁りはまだ残っているものの、釣り人からの問い合わせや要望が多く、解禁に踏み切った。

 松元組合長は「台風被害に負けずに頑張っていきたい。釣りに来ることで応援してもらえたらありがたい」と話している。期間は来年2月23日まで。火曜定休で午前9時~午後4時。問い合わせは同組合(☎0274-59-3155)へ。