温泉マーク発祥、簗、せんべい… 磯部に行ってんべぇ 高崎商大生が観光マップ

上毛新聞
2016年5月22日

ㅤ高崎商科大(高崎市根小屋町)の学生が、安中市の磯部温泉を紹介する観光マップ「磯部に行ってんべぇ~浴(はい)ってかじって健康な街」を作成した。富岡製糸場を訪れた観光客に近くの磯部温泉を知ってもらうことが狙いで、富岡市内の観光イベントなどで配布していく。

ㅤ同大の「コミュニティ・パートナーシップ・センター事業」の一環で、プロジェクトは昨年11月末に始まった。上信電鉄上州富岡駅などで「おもてなし工女」を務めた当時1~3年10人が参加し、磯部温泉組合などに取材を進めてきた。
ㅤパンフレットでは、日帰り温泉施設「恵みの湯」や碓氷川そばの磯部簗(やな)、磯部温泉が温泉マーク発祥の地とされていることなどを紹介。名物「磯部せんべい」の店が立ち並ぶ中心街を“せんべいストリート”とし、「材料も技術も味も違うので食べ比べもお薦めです」と紹介した。
ㅤ同大の福田彩乃さん(2年)は「磯部温泉の魅力を知ってもらえたらうれしい」、清水実樹さん(同)は「歴史と伝統がある。街の人もあたたかいので、好きになった」と話した。
ㅤ車での移動を前提に、富岡から磯部温泉へのアクセスと街の地図もそれぞれ示している。

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