冬歴史花・植物茨城コウゾの加工、大子で最盛期茨城新聞2016年1月28日大子町で和紙の原料コウゾの加工が最盛期を迎えている。同町大沢の藤屋商店では早朝から、蒸したコウゾの皮をむく作業に追われている。コウゾは大釜で1時間半蒸した後、皮が冷えて固くなる前に、むく作業に取り掛かる。作業場は、湯気と独特の甘い香りが立ちこめ、床は皮で埋め尽くされた。「大子のコウゾは繊維が細かく、丈夫で滑らかな紙ができる」。同商店の斎藤邦彦さん(69)は胸を張る。皮は3日ほど天日干しされ、福井県や岐阜県などの和紙生産者に出荷される。関連ニュース コウゾ皮むき最盛期 大子 和紙原料、東京五輪表彰状に 新しい年、迎える準備 茨城・神栖のワカマツ 梅の剪定、匠の技 偕楽園 神栖 マツ、センリョウ普及願う 出荷へ向け生産者ら 幸福招く正月飾りのセンリョウ 神栖、出荷準備 冬の贈り物 丁寧に準備 神栖のシクラメン 富と繁栄表すセンリョウ、正月向け出荷作業 神栖 コウゾの皮むき最盛期 茨城・大子 地図を開く 近くのニュース