冬の贈り物 丁寧に準備 神栖のシクラメン

茨城新聞
2019年11月20日

お歳暮など、冬の贈り物で定番のシクラメンの出荷が県内で始まっている。神栖市平泉の鉢花生産農家、プランテージ池田(池田遼一代表)では12月の最盛期に向けて、株を整える「葉組み」の作業などに追われている。

「葉組み」は葉をかき分け、花芽を株の中心に集める作業。ビニールハウスに並ぶ5千鉢を、パート従業員らが一つずつ丁寧に整えていく。

「出荷までに最低でも5回は葉組みを行う」と池田代表。種まきから約13カ月、丹精込めて育てたシクラメンは八分咲きで出荷を迎える。

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