幸せを招く赤いセンリョウの実 神栖、出荷準備追われる
茨城新聞
2016年12月3日
正月飾りを彩るセンリョウの生産量日本一を誇る神栖市で、センリョウの出荷準備がピークを迎えている。生産農家の作業場には、鮮やかな赤い実を付けたセンリョウが山積みされ、選別作業などに追われている。
同市太田の遠藤農園では、約50人の従業員らが実の付き具合などを見ながら枝を整え、等級ごとに選別。今月中旬にかけて、全国各地に出荷される。
センリョウは「千両」の名の通り商売繁盛の縁起木とされる。赤い実は富と繁栄を表し、幸福を招くといわれる。
同農園社長でJAしおさい波崎千両部会長の遠藤隆志さん(58)は「縁起物としていいものを多くの人に飾ってもらい、良い新年を迎えてほしい」と笑顔で話した。
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