シクラメン 冬の気配 坂東で出荷始まる

茨城新聞
2018年10月31日

冬の花の定番として人気があるシクラメンの出荷が県内で始まった。

坂東市辺田の栽培農家「中山花園」では30日、ビニールハウスで育てられたシクラメンが赤や白、ピンクなどさまざまな色の花を咲かせ、葉を整える「葉組み」作業に従業員らが追われていた。出荷に向け、同農家では30品種、約8000鉢を栽培。出荷が本格化するのは11月中旬ごろからで、12月末まで続く。

シクラメンは贈答品などに用いられることが多く、同園の直売所では色鮮やかになった花を買い求める人の姿が見られた。

同園代表の中山藤一郎さん(65)は「夏の暑さのわりには、例年並みに育ってくれて安心した」と話した。 

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