一面の白い花 風に揺れ… 那須地域 ソバ畑順調 収穫近し

下野新聞
2022年9月17日

【那須塩原・那須】那須地域で白いソバの花が見頃を迎えている。

那須塩原市上塩原の遊休地計約3ヘクタールでは、住民団体「上塩原地区村づくりを推進する会」が3年前からソバを栽培。10月に収穫し、11月に塩原地区のそば店に出荷する。君島良一(きみしまりょういち)会長(74)は「花の数も多く、収量に期待できる。たくさんの人に食べてもらいたい」と呼びかける。花の見頃はあと1週間ほど続く。

那須町豊原乙、無職平山雅彦(ひらやままさひこ)さん(70)方の畑約2ヘクタールでは、今月いっぱい花を楽しめるという。ソバを育てている同市越堀、農業永井憲一(ながいけんいち)さん(75)は「雨の影響も少なく、順調に育った」と話す。11月に収穫し、12月に同市木綿畑(きわたはた)のそば店に出荷する。

遊休地は那須塩原市上塩原831他、(問)君島さん090・4603・1360。平山さん方は那須町豊原乙2351、(問)平山さん090・3227・3406。