夜の雨に 咲く大輪 7カ所で「小山の花火」

下野新聞
2022年8月21日

小山市の夏の風物詩「第70回小山の花火」が20日夜、石ノ上や間々田、喜沢など市内計7カ所で開かれ、多くの市民らを魅了した。

市や市観光協会で構成するおやまサマーフェスティバル2022実行委員会が主催。新型コロナウイルス感染症の影響で2年ぶりに開催した昨年から、密を避ける分散型で実施した。観覧会場や駐車場を設けず市民らは自宅周辺で楽しんだ。

あいにくの雨が降る中、午後7時にスタートした。約15分間、大小さまざまな花火計約5千発が次々と夜空に打ち上げられた。

休みを利用して家族で訪れた宇都宮市宝木町1丁目、接客業岩下涼太(いわしたりょうた)さん(30)は「近くで見たのは初めてで迫力があった」、長女ふうかちゃん(4)は「きれいだった」と笑顔を見せた。