駅や車両でホタル鑑賞 SL大樹でイベント開催 日光
下野新聞
2022年6月24日
【日光】東武鉄道は25日、東武鬼怒川線で運行する「SL大樹(たいじゅ)」の車内と鬼怒川温泉駅で、ホタル観賞イベントを開催する。
同社は昨年から同線沿線にある「倉ケ崎SL花畑」で地元住民とホタルを育てており、ホタルを身近に感じてもらおうとイベントを企画した。
当日は、下今市-鬼怒川温泉駅を運行する大樹の各車両に暗室を設置し、飼育箱の中のホタルを見ることができる。
鬼怒川温泉駅構内にもホタル展示スペースを設け、成虫と卵を展示。常駐する係員がホタルの生態や種類などについて解説する。展示スペースは利用無料。午前10時〜午後4時。
この企画に合わせ、「ホタルSL」と題した大樹のオリジナルヘッドマーク掲出や、乗車記念券の配布も予定している。
東武鉄道の担当者は「本物のホタルが光る姿を見て、興味を持ってもらいたい」と話している。