盆の入りに彩り添える 大田原・巻川沿い ミソハギ10万本
下野新聞
2022年8月13日
大田原市内を流れる巻川沿いで盆の花として知られるミソハギが見頃を迎え、紅紫色の彩りが訪れる人に癒やしを与えている。
中田原地域の住民らでつくる「みそはぎ会」が2007年に植栽した。地元の中学生らと手入れを続け、上深田橋から一里塚橋まで約280メートルの両岸に約10万本が咲き誇る。
同会によると、今年は猛暑が続いた影響もあり、例年より早い7月上旬に開花。9月上旬ごろまで楽しめるという。
盆の入りを控えた12日は花をめでながら散歩する家族連れなどが見られた。同会の徳原弘美(とくはらひろみ)代表(76)は「今年も無事に咲いて良かった。今後も地域で花を守り続けたい」と話した。