地元産タケノコ使用、特産品のメンマ販売 茨城・常陸大宮のかわプラザ
茨城新聞
2022年8月15日
茨城県常陸大宮市岩崎の「道の駅常陸大宮~かわプラザ~」(鈴木理司駅長)で、同市久慈岡地区の住民らが久慈川沿いの竹林で収穫したタケノコを材料とするメンマが、販売されている。
販売商品は「久慈川たけのこ メンマ」。100グラム入り600円。同地区の住民らが、近年荒廃が進んでいた竹林を整備する中で収穫したタケノコを加工し、2020年から販売開始。昨年末には同市特産品の認定を受けた。今年は昨年よりも大幅に収穫を増やし、約1万8千袋を用意するという。
販売開始の8日には、そろいの法被を着た同地区の住民らが店内の販売コーナーで出迎える中、開店と同時に来店客が次々と訪れ、メンマを買い求めた。
鈴木駅長は「常陸大宮に来たらメンマ、と思ってもらえるよう育てていきたい」と話し、高安敏明区長は「久慈川沿いの他の地区にも呼びかけて竹林を整備し、収穫を増やしていきたい」と今後に期待を寄せた。