町民憩う交流カフェ 城里の地域おこし隊運営

茨城新聞
2016年7月9日

城里町民の交流の場をつくろうと同町の地域おこし協力隊が、地元産の古内茶などを味わえる不定期の出張カフェ「しろこし」の運営に取り組んでいる。初回は5月28日に同町御前山の「道の駅かつら」の敷地内に開店し、子どもから高齢者まで多くの町民でにぎわうなど滑り出しは順調。9日には同会場で第2弾を予定している。

同隊は地域活性化の担い手として総務省が進める事業で、同町では本年度、隊員として20~30代の女性5人を初採用した。

カフェは、「町民が気軽に会話し、交流を深められる場所が少ない」と気付いた隊員たちが課題解決を狙うとともに、隊員自身が町に解け込むきっかけとして企画した。空き家を活用した店舗の年度内オープンも視野に入れている。運営費は国から町に交付された隊員の活動経費や、売り上げを充てる。

4月下旬から準備を始め、テーブルや椅子、のぼりなどのほか、看板メニューとして、苦みが抑えられ甘みが際立つ水出しの古内茶や機械を使わないドリップコーヒーを用意した。

初回は木々に囲まれ、那珂川に近い、道の駅かつらのふれあい広場に開店。約100人が訪れ、町民同士、隊員と町民が会話を弾ませた。上々の来客数に加え、「水出し茶がおいしい」「雰囲気がいいね」などと好評も得た。第2弾の9日は、午前10時~午後3時に開店。町内産ブルーベリーのソースをかけたミルクプリンも新たにメニューに加える。

隊員の藤原綸子さん(26)は「たくさんの人が来てくれて(交流の場の)需要があることを実感した」と振り返り、鈴木麻由美さん(37)は「カフェを通じ、町の人とのつながりができてうれしい」と笑顔で話した。

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