こんにゃく、めんたい、サファリ…甘楽富岡の3大パークを紹介するパンフが完成
群馬県甘楽町にある観光施設「道の駅甘楽」「こんにゃくパーク」「めんたいパーク群馬」と、富岡市にある「群馬サファリパーク」の4者が、周遊促進で協力する取り組みがスタートした。11日に道の駅甘楽で「連携に向けた〝はじめの一歩〟交歓会」を開き、各施設の見どころを紹介するパンフレット「三大パーク巡り」の完成を発表した。情報発信や交通網の整備などでアイデアを出し合い、一丸となって誘客増を目指す。
道の駅を運営する町都市農村交流協会が取りまとめ役となり、各施設に連携を呼びかけた。協会の三木純一理事長(69)は交歓会で、それぞれのパークが道の駅から車で10分圏内にあることを説明。「関係を強化し、一体となって地域を元気にしていきたい」と意欲を示した。
群馬サファリ・ワールドの林伸光常務(59)、めんたいパーク群馬の今池宏充店長(35)、こんにゃくパークを運営するヨコオデイリーフーズ管理事業本部の斉藤ちな実さん(26)の3人が、交流サイト(SNS)の活用や交通インフラの確保などについて意見を交わした。
パンフレットはB5判サイズ、フルカラー8ページで、協会が1万部を制作した。さまざまな写真を使って道の駅や各パークの魅力を紹介しているほか、広域観光地図を見開きページに掲載して周遊をPRしている。同日から各施設で配布を始めた。
交歓会に出席した茂原荘一甘楽町長(74)は「知恵を出し合い、甘楽富岡の3大パークから『群馬の3大パーク』と認識してもらえるようになってほしい」と期待した。