知られざる奥日光紹介 自然博物館が春の企画展
下野新聞
2022年5月6日
【日光】中宮祠の日光自然博物館で、春の企画展「これに出会いたい!奥日光のとっておき20 春夏編」が開催されている。7月10日まで。
自然豊かで、さまざまな動植物が生息する奥日光の知られざる魅力を伝えようと企画された。会場には同博物館の自然解説員10人が選んだ、とっておきの風景やスポット、動植物など20項目について紹介するパネルなどが並んでいる。
春から夏にかけた今の時季に合わせた魅力を伝えている。プライベートビーチのような景色が広がる中禅寺湖北岸、日なたぼっこをするヘビ、さまざまな色や形をしているアメーバの仲間である変形菌などについて、各解説員のコメントとともに紹介している。
紹介した場所の地図と、望ましい服装や持ち物のリストも示されており、実際に行く際の参考にすることができる。自然解説員の一人、小久保佳威(こくぼかい)さん(25)は「さまざまな視点で紹介しているので、初心者から上級者まで楽しめる内容になっている」と話している。
午前9時~午後5時(入館は4時半まで)。大人510円、小人260円。(問)同博物館0288・55・0880。