黄色のじゅうたん 伊勢崎・小菊の里
上毛新聞
2021年11月16日
伊勢崎市磯町の「あかぼり小菊の里」に植えられた約2万株の玉菊が、例年より3週間ほど遅れて見頃を迎えた。花は黄色を中心に一面に広がり、ピンクや白、赤がアクセントを加え、丘陵地を彩っている=写真。
同市によると、10月中の気温の高さが影響して開花が遅れた。約2万3000平方メートルの丘陵地に広がる玉菊は、ボランティア団体「小菊の里つくりの会」(久保田忠雄会長)の会員約70人が整備している。同会による玉菊の販売は14日まで。入場無料。
友人と訪れた和田祐子さん(70)=同市=は「この場所は地域の誇り。美しさを保ってくれるボランティアに感謝している」と話していた。