精緻な作品128点 水戸市植物公園でボタニカルアート展 21日まで
茨城新聞
2021年11月16日
水戸市小吹町の水戸市植物公園で、企画展「ボタニカルアート展」が21日まで開かれている。同園ボタニカルアート同好会の32人が、精緻に描いた透明水彩画128点を展示している。
同好会は1991年設立。同園を拠点に月2、3回、植物をスケッチし、作品を制作している。企画展は年1回開き、33回目を迎えた。ボタニカルアートは写実的な植物画のことで、実際の植物を観察し、花の色やトゲの形などを正確に再現、作品を仕上げている。
会場にはガーベラやリンドウ、ツバキなどを描いた絵が並ぶ。会員の本郷嶺さん(74)と永井良成さん(70)は「図鑑から飛び出してきたような素晴らしさを感じてほしい」と語った。水戸市の美容師、橋本活代さん(70)は「毎年楽しみにしている。自然の植物そのもののようで、すごくよかった」と話した。月曜日休館。
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