輪行袋なし、バスに自転車積み込み サイクルバス実証運行 土浦駅-筑波山口 関鉄

茨城新聞
2021年11月2日

関東鉄道(茨城県土浦市)は土浦駅-筑波山口間で輪行袋に収納せずに車内に自転車を積み込めるサイクルバス「つくば霞ケ浦りんりんバス」の実証運行を1日から始めた。車内に自転車をそのまま持ち込める路線バスは同県内初。

人気の自転車道「つくば霞ケ浦りんりんロード」を利用するサイクリストや沿線の住民をターゲットとし、初心者やレンタサイクル利用者の乗車を見込む。

4席分のスペースに車輪止めとベルトで自転車を固定する。自転車の固定は利用者自身で行う。先着制で、車いす利用者がいる場合やスペースが空いていない時は輪行袋での乗車となる。平日は上下各2便、土日は4便運行する。料金は運賃のみで手荷物料金はかからない。

10月29日にサイクルバスが公開され、担当者は「利用状況や利用目的などを分析し、サイクルバスの増車や路線拡大について検討していきたい」とした。

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