オンラインで植物学ぼう 水戸市植物公園 「バーチャル」開設

茨城新聞
2021年9月4日

新型コロナウイルス感染拡大防止のため休園中の水戸市植物公園(同市小吹町)は、ホームページ(HP)上などに「バーチャル植物園」を開設した。コロナ禍の中でも、小中学生に、自宅で植物を楽しく学んでもらうことが狙い。西川綾子園長は「再開したら本物を観察してみて」と呼び掛けている。

バーチャル植物園では、同公園の熱帯果樹温室で鑑賞できる「クミスクチン」「秋ウコン」「コーヒーノキ」など、5種類を紹介。約6分半の動画で、西川園長がそれぞれの植物を分かりやすく解説し、関連するクイズも取り入れている。

バーチャル植物園の画像(水戸市植物公園提供)

 

また、HPから、クイズの回答シート「おもしろい植物をさがせ!!(秋バージョン)」をダウンロードすることができる。答えを書き込み、同公園再開後、園内の植物館に持参すると、オリジナル缶バッジがもらえる。回答シートは今後、市内小学校36校の小学3、4年生にも配布される。

同公園では本年度から、園内のおもしろい植物に気付いてもらおうと、季節ごとにクイズを作成している。バーチャル植物園は、11月30日まで同公園のHP「園長の部屋」または、動画投稿サイト「ユーチューブ」で視聴できる。

問い合わせは同公園(電)029(243)9311

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