名所や名物デザインに Tシャツ、バッグ販売 安中市観光機構
安中市観光機構は碓氷峠や横川の名所、名物をデザインに取り入れたファッションブランド「YOKOKAWA WHISTLE TOWN(ヨコカワ ホイッスル タウン)」を立ち上げた。かつてJR信越線の横川―軽井沢区間で活躍した電車や碓氷第三橋梁(きょうりょう)(通称・めがね橋)などを描いたTシャツやバッグを用意し=写真、収益金の一部を除草作業など同区間の廃線跡の保存維持に役立てる。
ブランドは同区間を歩くイベント「廃線ウォーク」の参加者や、横川、碓氷峠を観光に訪れた人の記念になる土産品を作ろうと、昨夏に企画した。JR信越線135周年記念SLのヘッドマークを制作したデザイナーの古川太一さんがデザインを担当。電気機関車「EF63」やめがね橋、横川駅、峠の釜めしなど歴史を感じさせる名物や名所をデザインに取り入れた。
Tシャツ(3500円、子ども用は3000円)やトートバッグ(3000円)、靴下(2000円)、ピンバッジ(1000円)などを用意。同観光機構横川オフィスのほか、インターネットショッピングサイト「BASE」内の「ANNAKA GIFT MARKET」などで購入できる。
企画した同観光機構の上原将太さんは「横川を訪れる人も、観光客を迎える地元の人にも着てほしい」と話した。
問い合わせは同観光機構(電話027-329-6203)へ。(田島孝朗)