集客へ3店スクラム 抽選会など共同企画

上毛新聞
2020年11月12日

JR高崎駅西口にある大型商業施設の高崎モントレー、高崎オーパ、高崎高島屋は9日、抽選会や情報発信の共同企画を13~23日に実施すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大で集客に苦戦する中、駅周辺の活性化に向けて連携する。
共同企画は4回目。期間中、各店舗で1000円以上の買い物をすると抽選補助券が1枚もらえ、2店舗分で1回、3店舗分で2回参加できる。抽選会は21~23日で、1万円分の共通商品券や特製エコバッグなど計4000点の景品を用意する。
「高崎をもっと笑顔に。ずっと、この街とともに」と共同メッセージをつづったチラシ6000部を各店で配布する。今年は新型コロナを受けて開催見送りも検討したが、高崎モントレーを運営する高崎ターミナルビルの丸山勝社長は「駅周辺のにぎわい不足は街の衰退につながる」と指摘。高崎オーパの川畑康弘館長は「街の魅力を伝え集客する取り組みは重要性を増す」、高崎高島屋の竹下真社長は「街での連携をより良いものにしていかなくてはいけない」とそれぞれ開催の意義を話した。