ひな人形きらびやか 赤堀歴史民俗資料館

上毛新聞
2021年3月25日

 新型コロナウイルス感染症の影響で延期していた季節展「おひなさま」が23日、伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館で始まった。地域住民らから寄贈されたひな人形、浮世人形が来場者の目を楽しませている=写真。4月18日まで。

 展示は大正期から昭和30年代まで流行した「御殿飾り」に焦点を当てている。時代を経て、御殿にしゃちほこといったきらびやかな装飾が加わり、重層化する様子が見て取れる。

 23日は、近くの伊勢崎あかぼり幼稚園の園児97人が来館。「おうちが大きくてすごかった」「人形がかわいかった」などと感想を述べていた。

 市のホームページでも展示のひな人形について解説している。問い合わせは同館(電話 0270-63-0030)へ。