秋山氏生誕100年で作品展 那珂川の広重美術館 昭和を代表する写真家
下野新聞
2021年3月11日
【那珂川】馬頭の町馬頭広重美術館で企画展「生誕100年『美』の追憶 秋山庄太郎(あきやましょうたろう)写真展」が開かれている。28日まで。
秋山庄太郎氏(1920~2003年)は13歳で写真を撮り始めた昭和を代表する写真家。女優や花、風景など撮影対象はさまざまで、多くの作品集を発表した。
企画展では秋山氏が初めて手にしたカメラや初期作品のほか、愛用した撮影機材などを展示。また、女優の原節子(はらせつこ)さんや紺野美沙子(こんのみさこ)さん、賀来千香子(かくちかこ)さんらの肖像写真、パリや旧ユーゴスラビアで撮影したポートレート、花や動物の写真など計64点を展示している。
同館の担当者は「秋山氏は『花に女を見、女に花を見る』という言葉をのこしているが、美しさを引き出すことを追求した作品を見てほしい」と来場を呼び掛けている。入館料は大人500円、高校・大学生300円。月曜休館。(問)同館0287・92・1199。
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