100選に「ベッピンコーラ」 小山産ハトムギ使用 農水省・フードアワード

下野新聞
2020年12月13日

 小山市特産のハトムギを使い、食品や化粧品を商品化する食・メディア(小山市駅南町1丁目、牧田泰子(まきたたいこ)社長)の炭酸飲料「ベッピンコーラ」が、農林水産省主催の「フード・アクション・ニッポンアワード2020」で入賞100産品に選ばれた。

 アワードはコロナ禍の時代、地域の新しい逸品を消費者に届けることをコンセプトに、全国から1019産品の応募があった。書類選考で100産品が選ばれた。12月の2次選考などを経て、来年1月26日に最終選考結果が発表され、表彰式がオンラインで行われる。

 同社によると、ハトムギは古くから漢方の生薬としてよく処方され、良質のタンパク質や、体に良い脂質やアミノ酸などがバランスよく含まれている健康・美容食という。

 ベッピンコーラは、ハトムギをベースに、三温糖や柑橘系素材、サンショウなどを使ったシロップ「濃縮はとむぎエキス」に炭酸水を加え、飲みやすくした。

 牧田社長は「一般の方にもおいしく飲んでもらえるようにした。カラメルなどを使わずに色も出せた。カラダの中からべっぴんになれる」と話す。

 道の駅思川やオンラインショップなどで販売している。容量は200ミリリットル。価格は432円。

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