行方のサツマイモ 「霜降りる前に」収穫最盛期
茨城新聞
2020年10月30日
行方市で、サツマイモの収穫が最盛期を迎えている。秋が深まり霜が降りると、イモの品質が落ちることから、生産者は今のうちに少しでも多く収穫しようと汗を流す。
同市井上藤井の箕輪正美さん(62)方では、家族と従業員の4人で作業に当たる。朝から日没まで専用の掘り取り機で畝を往復し、7ヘクタールの畑でイモを掘り出す作業に当たる。
箕輪さんは「霜が降りるまでになんとか収穫を終わらせたい。まだ全体の半分。猫の手も借りたい」と汗を拭った。収穫したサツマイモは貯蔵した後、年末年始に市場に出回る。