J1鹿島とマスクコラボ 鹿嶋の事業者 エンブレム入り チーム応援、感染予防

茨城新聞
2020年7月25日

サッカーJ1鹿島アントラーズのエンブレムが入った立体布マスク「サポーターズ12マスク」が、今月下旬に販売される。鹿嶋市の建設資材販売事業者が手掛けたもので、チームの応援や地域の新型コロナウイルス感染対策につなげたい考え。インターネットで注文を受け付けており、27日から順次発送する。

マスクを企画販売するのは、機械工具や建築資材を扱う「三和機工」(同市粟生、益田準社長)。マスクの品薄が続いた3月末、市への医療用マスク寄贈をきっかけに高機能マスクの企画に乗り出したという。

マスクは国内の別メーカーに製造委託した。型が崩れにくい特殊な立体構造で、洗って繰り返し使える。布地は三層構造で、表側から順に、菌の付着を抑える制菌加工素材と抗菌素材、湿気を放出する素材を重ねた。付属部品でひもの長さを調整できる。

鹿島のユニホームカラーに、チームのエンブレムとサポーターの背番号「12」を印刷。サイズはS、M、Lの3種類で、税込み1枚1650円。

事業者向けに、オリジナルプリントの注文も200枚から受け付ける。益田社長は「蒸れにくいので一年中使える。withコロナ時代のユニホームにしてほしい」と話した。

注文を受け付けるサイトは「サポーターズ12-ONLINE-」(https://kkokami3.base.shop/)。

同市内の「オカミ書店」2店舗でも26日から販売を始める。

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